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手作り結婚式は覚悟が必要?

手作り結婚式は節約できる!

happy wedding

結婚費用の節約のために 結婚式の小物、演出などを、 自分たちの手作りで用意して準備を進める方も 少なくないと思います。

招待状の宛名書きから始まって、 二人のプロフィール&席次表、 ウェルカムボードに 生い立ちムービーなどなど、 自分たちで用意できるものは数多くあります。

これら結婚式の小物、 演出を自分たちで手作りすることで、 かなりの節約になることは間違いありません。

実際に私たちの結婚式も ほぼすべてと言っていいくらい 小物は手作りしました。

そんな小物や演出を手作りする結婚式を 「手作り結婚式」なんて呼ぶ方もいます。

手作りと言っても、 席次表などのペーパーアイテムは、 1からすべて作るものではありません。

ペーパーアイテムのキットのようなものがお店で売っていて、 それを自分たちで作ったりします。

なぜそれで節約になるかというと、 結婚式場で用意しているものは、 一個当たりの単価が高いため、 自分たちで探して買ってきて手作りしたほうが 断然安く上がるのです。

例えば、自分が座る場所に置いてある席札なんかは、 結婚式場で用意してくれたものは、 一枚100円くらいするところもあります。

しかし、自分で買ってくれば一枚50円で 質の良いものがあります。

招待客が100人だとしたら、 5000円節約できるわけです。

また、生い立ちムービーやエンドロールといった 映像コンテンツを結婚式場側に依頼すると 10万~20万円かかるところも多々あります。

これは、高度な技術料、作業量といった、 人件費の部分が大きく かなりの出費になります。

このムービーをパソコンを使って自分で作ったら 無料なわけです。

10万円、20万円が節約できるわけです。

えー!そんなに節約できるものなの! って思う方も少なくないと思います。 私もそう思いました。

だったら作れるものは全部自分で作った方が 断然お得なんじゃ?と考えがちですが、 実は…手作り結婚式はそんなに甘いものではありません。

正直、手作り結婚式は大変です

絶大な節約効果のある手作り結婚式ですが、 「すべて自分で作ります!!」と ウエディングプランナーの方に宣言する前に 知ってほしいことがあります。

それは… 手作り結婚式は壮絶なる作業が待っている、 ということです。

例えば、招待状の宛名を自分たちで書くとすると、 招待したお客さんの分をすべて 自分で書くことになります。

結婚式の準備をパソコンでする

招待状は一家族あたり一通になるので、 100人招待していたら 90通とか80通くらい宛名を書くことになります。

宛名ですから当然、 綺麗に書かなくてはならないので時間もかかります。

1通あたり2分かかったとしても、 90通書いたら3時間かかります。

招待状ですから中身を確認しながら封筒に入れて、 切手も貼らなければなりません。

プラス2分余計にかかったとして、 1通あたり4分だと…6時間です。

例えば、生い立ちムービーはどうでしょう?

昔の写真をスキャナーで取り込んで、 パソコンのソフトで一枚一枚の写真にコメントを打ち込み、 音楽と合うように編集する…。

パソコンに慣れている私でも、 40時間くらいかかりました。

そのくらいの時間なら…と思っている方もいるかもしれませんが、 この作業を仕事が終わってからやったり、 疲れを取るはずの休日に作業をしたりするので、 さらに時間がかかります。

ムービーなんて2~3週間くらいかかると 見込んだ方がいいでしょう。

果たしてこの作業量に対する節約の対価は見合っていますか? あなたの価値観はどうでしょうか?

結婚式の準備が辛い…となる原因は

結婚式の準備が辛くて…という 悩みを抱えている方は多くいますが、 その大半はこの手作り部分が多い方だと思います。

結婚準備は、正直言って 手作り部分が多いと準備がとてもつらいです。

仕事から帰っても結婚準備作業に追われますし、 休日はプランナーとの打ち合わせにプラスして 家に帰れば作業に追われます。

ストレス解消の時間もなくなるため 二人ともイライラしてしまうことも 多くなってしまいます。

喧嘩も増えてきて、 精神的にも身体的にも結婚式の準備が辛い…と なるわけです。

つまり、結婚式の準備が辛いと思う原因は、 過度な節約にあります。

手作り結婚式はほどほどに

かなり節約しなければできなような結婚式は、 招待する人数や演出、お花などの装飾の質を 見直すべきではないでしょうか。

予算の範囲内でできて、 さらに精神的、身体的な負担をあまりかけずに準備できる結婚式、 それが理想的だと思います。

自分たちで作業をする時間を お金を出して委託することで、 余裕もできてストレスも減り、 仲良く結婚準備ができるようになります。

ただ、すべてを結婚式場側に任せて 手作りする部分はゼロにすることは、 逆にオリジナリティが低くなる可能性もあります。

自分たちの手作り部分をいくつか入れて、 アレンジしながら二人ならではの結婚式にすることも大事です。

つまり、ほどほどが一番いいわけです。

「そんなこと言っても、 どの作業にどれだけ時間や手間がかかるかわからない!」 と思う方も多いと思います。

そんな時は、 結婚情報誌や結婚情報サイトの口コミを参考すると、 結婚準備で何が大変だったかを知ることもできます。

ぜひ、そういうツールを活用して 二人で楽しみながら、 結婚準備を進めていってもらえればと思います。

結婚情報サイト

結婚情報誌&結婚準備に役立つ本



ちなみに私の個人的な意見は…

私のアバター

ちなみに私がもう一度、 結婚式の準備をするなら、 ペーパーアイテムは結婚式場が用意してくれたものを選びます。

作業量に対しての節約効果が少ないためです。 プリンターのインクといった印刷代もかかり、 そんなに節約できないです。

私たちの結婚式では、 ほぼすべてのペーパーアイテムを作りましたが、 正直、精神的に参ってしまっていました。

ウェルカムボード、リングピローなどの小物も ほぼ出来上がったものを買うでしょうね。

生い立ちムービーや エンドロールは自分で作るのもいいですよ。

時間はかかりますが、 写真を見ているうちに夫、妻に対する愛情が増えていく気がします。

あんなこともあった、 こんなこともあった… なんて思いながら作りますからね。

結婚式準備に役立つサイト