予約トラブル!?結婚式場の決定は慎重に
その場の予約で割引!にご注意
「この場で結婚式の予約をすれば30万円割り引きします!」
なんだかとってもお得で甘い言葉ですが、 即決してしまうのは、 ちょっと待った方がいいかもしれません。
結婚式場の予約で、 この「その場予約で割引」は、 トラブルの基になりかねません。
通常、予約をすると 手付金を払うことになります。
予約金が10万円だったとすると、 その場でカード払いすることもあり得ます。
しかし後日、やっぱり気が変わって 「別の結婚式場にしたい」となった場合、 予約をキャンセルすることになります。
結婚式場に予約キャンセルを申し出て、 前回払った予約金を返してもらおうと思ったけど… 「キャンセル時の手付金の返還は行えません」 と言われてトラブルになることも…。
ほとんどの場合、予約時に書く書類に キャンセル料のことが書いてあります。
半年先、一年先の結婚式場予約でも 手付金は返還しかねます…という内容が 書いてあることが多いです。
結婚式場とのトラブルで最も多いのは、 お金のトラブルと言われています。
その相談は、消費者センターにも寄せられて 年間かなりの数のトラブルが発生しています。
トラブルになってからでは遅い!結婚式トラブルへの備えとは-「キャンセル料」「打合せ不足」に関するトラブルが後を絶ちません[国民生活センター]
甘い言葉には、 何かデメリットが隠れていることを忘れてはいけません。
他と迷っているなら、その場契約をしない
まだまだ他の結婚式場を検討しているならば、 絶対にその場で申し込みをしてはいけません。
でも…数十万円の割引って大きくない?と 思いがちですが もし、その結婚式場にしなかった場合、 手付金の数十万円は無駄なお金になってしまうのです。
人生の中で「良い」に流されて、 「最良」を逃すことは多々あります。
自分たちにとっての最良のを選ぶためには、 目の前の値引きを切り捨てる覚悟で挑むべきでしょう。
結婚式は一生の内に何度も行うものではありません。
だからこそ、慎重に選択する必要があるのです。
ちなみに私も「その場の予約で割引」を 提案されたことがあります。
私の場合は、2件目の結婚式場見学の時に 提案されたことがあります。
実際に「20万円の割引」と言われると 心が動きそうになりましたが、 キャンセル時は返金できないことを説明を受けて 我に返った覚えがあります。
結局、手付金は払わずでした。 最終的にその結婚式場は選ばなかったので、 冷静だった自分たちに感謝した覚えがあります。
そもそも、そういう手段で契約を取ろうとする結婚式場の担当者に 自分たちの結婚式を任せられるか?と考えると… みなさんはどうでしょうか?
値引きのチャンスは他にもあります
どうしても「その場契約での割引」が気になる! と、お思いの方も少なくないと思います。
値引き交渉の場は、 「初めて訪れたその時」だけではありません。
数件の結婚式場と比べて、 最終的な式場決定をする際が 主な値引き交渉の場と言えます。
また、 「この場で契約すれば割り引く」という手法は、 お客様が競合他社との比較することを 避けるために行うものです。
つまり、 他を見る前に「値引き」で契約を取るという方法です。
その方が値引き率も少なくなる可能性も高く、 さらに契約も取れるので 結婚式場側にはとてもメリットがあるのです。
逆に言えば、お客様の立場から見ていないのでは? とも取れるでしょう。
結婚式の成功はウエディングプランナーの手腕も かなり関わってきます。
お客様からの視点でものを見ることができる 結婚式場、プランナーを選ぶことをお勧めします。